妊娠初期症状として、肌が荒れたり、髪質が変わるという症状がみられることがあります。 妊娠状態の女性は、身体の様々な部分に、妊娠前と違う変化が現れるものですが、髪の毛にも何らかの変化が現れます。妊娠すると、ケラチンというたんぱく質が不足して、髪のボリュームやつやがなくなったり、 場合によっては抜け毛がひどくなる場合もあるようです。 これらの妊娠初期症状は、妊娠による女性ホルモンの変化による症状で、 皮脂の分泌が増えることにも関わっています。皮脂の分泌が増えると、肌が乾燥したかと思えば脂っぽくなったり、さらに吹き出物やシミが出来たりなどと、正常な肌の状態にも悪影響を及ぼし、特に肌が乾燥する人が多いようです。妊娠すると、夏場でも肌がカサカサ、髪もバサバサといった状態になりやすいというのもそのためです。
■肌荒れの対策
また妊娠中の肌は乾燥しやすくデリケートになっています。肌が敏感になり汗や菌など外部からの刺激に弱くなっているので身体を清潔に保つ事も大切です。強いボディーソープなどは、必要な肌の皮脂を落としてしまう事もありますので、低刺激のボディソープや石鹸などがあると重宝します。肌の荒れや乾燥には、保湿剤を塗ったり、ボディクリームなどで肌荒れ対策をしていきましょう。
■妊娠線に気をつけて
体温も高くなり、肌も乾燥していると、肌がかゆくなる事がありますが、かいていまうと、妊娠線の原因になる事があります。保湿剤なども上手く活用して、肌を乾燥から守りましょう。