つわりが落ち着いてくる頃になると胎盤が完成して、流・早産の可能性が少なくなるため、 心身ともに安定した時期を迎えます。お腹の赤ちゃんは妊娠12週頃から手足の骨や 筋肉が発達してくるので、お腹の中で赤ちゃんが動いているのが感じられるようになってきます。これを「胎動」といいます。
初めての胎動→「初胎動」を感じられる時期は人それぞれ個人差があり、一般的に18週〜20週位に「初胎動」を感じる人が多いようです。また一般的に、初産婦より経産婦のほうが早く感じるようです。胎動の感じ方も「携帯電話のバイブ機能みたい」 とか「棒や指でつつかれてるみたい」など、色々な個人差がありますが、胎動が感じられれば 感じられるほど、お腹の中にいる赤ちゃんの事をもっと実感でき、幸せな気分になるのは皆さん同じかもしれませんね。
胎動が中々、感じられずに心配になってしまう妊婦さんも多いようですが、胎動の有無は超音波の画像でも判断できます。中々、胎動を感じないという方は、定期健診の時にでも医師に相談してみるといいでしょう。
■胎動が激しすぎて不安
胎動が激しくて不安になる妊婦さんも多いようですが、あまり気にしていると胎動に集中してしまう為、過剰に激しいと思い込んでしまう場合があります。また胎動が激しすぎて問題がある事は基本的にはありません。心配なのは今まであった胎動が急になくなったりする事です。このような場合は早急に医師に相談しましょう。
■逆子の胎動
通常の場合お腹の上のほうに胎動を感じますが逆子の場合この逆になりますので下腹のほうに蹴られるかんじがあります。逆子は自然に治る事が多いのですが、医師の指導の下、体操や眠り方などで治したりします。自分で治そうとあまり無理はせず、医師の指導にしたがって下さい。