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妊娠中の海外・国内旅行

妊娠中の海外・国内旅行妊娠中の旅行・おすすめは安定期の時期

 旅行の計画を立てた後で妊娠したり、妊娠中にゆっくり旅行にでも行きたいと思っている人も少なくないと思いますが、流産の約90%は妊娠初期(〜4ヵ月)に起こる事もあり、妊娠初期の段階での旅行は極力避ける事が望ましいです。

 また妊娠後期(8ヵ月)や末期もの時期も早産の心配があるのでおすすめできません。  妊娠中の長時間の旅行は原作として避けるのが基本ですが、ストレス発散になったり良い息抜きになる事も確かです。旅行にいく時期のおすすめはやはり、比較的安定する妊娠中期(安定期妊娠5〜7ヵ月)でしょう。安定期からは、胎盤も安定してきて、つわりも治まり始め、流産の確率もグッと減ります。

 しかし誰もが必ず安定期と言える状態になるわけではありません。旅行の計画の前に医師相談し、許可をもらった上で旅行の計画を立てる事が大切です。  安定期後も10人に1人は流産や早産になり、その数と同じくらいの人は予備軍いると言われています。「安定期だから旅行は大丈夫」と自己判断をするのは危険です。必ず医師の許可をもらうようにして下さい。

妊娠時の旅行で気をつけたい事
母子手帳・保険証は必ず持参
 旅行中に万が一の事があった時の為にも、母子手帳に医師や助産師に必要事項を記入してもらい、母子手帳は必ず持参しましょう。万が一の時などに必要な情報がすぐにわかる事で適切な対応が可能となります。

旅行の移動手段は振動の少ない乗り物を選ぶ
 電車や飛行機やなるべく振動の少ない乗り物を選ぶようにしましょう。また満員電車などに乗るのは危険ですので止めましょう。ついうっかり酔い止めの薬を服用してしまいがちですが、酔い止めの薬(抗ヒスタミン剤)は胎児の形態異常・呼吸障害の危険もあります、乗り物酔いが酷い方は、医師に相談しましょう。

車内や機内ではトイレ休憩を多めに
 妊娠中は頻尿になる傾向があるのでトイレは我慢しないようにしましょう。また30分に1回程度トイレに立つ事で下半身の血行の流れを良くして下さい。むくみ防止にもなります。車での移動時も30分に一回程度は停車して休憩を入れるようにしましょう。

車の運転や自転車などは控えましょう
 妊娠中は非妊娠時より運動神経や反射神経が鈍くなります。急ブレーキなどは腹部に大きな力をかけてしまいます。どうしても車の運転をする時は、安全運転を心がけ、長時間の運転は避けましょう。自転車は腹部が大きくなってハンドル操作がしにくい他、ペダルをこぐ時に腹圧もかかるのでおすすめできません。

人ごみは避けて下さい
 混みそうな観光地や施設はおすすめできません。どうしても行きたい場所がある場合は時間帯などを考慮して、なるべくすいてる時間を選ぶようにしましょう。

宿泊先や旅行代理店
 宿泊先や旅行代理店などお世話になる場所や人などには可能な限り、前もって妊娠している事を伝えましょう。また「マタニティプラン」などの専用のサービスがある温泉宿やホテルもあります。

妊娠中の温泉は大丈夫?
 妊娠中の長湯はおすすめできませんが温泉の成分が母体に悪影響を及ぼす事はありません。適度な入浴は血行促進、ストレス解消にもなり良い事ですが、一般的に大衆浴場などの湯の温度は家庭より高い事が多く、いつもより少し短めを心がけて下さい。またサウナ・釜風呂などは温度差が激しくおすすめできません。滑りやすい事もあるので転倒には注意して下さい。

海外旅行は大丈夫? 絶対ダメとは言えませんが、言葉が通じない、保険が効かない(自己負担になります)、医療体制、医療技術が日本と同じとは限らない事から、リスクは高めと考えていいでしょう。もし行くなら短期間の旅行で下調べを十分にして行きましょう。海外旅行保険をかけて行く方もいると思いますが、妊娠が原因でおこる状況に対して保険が適応されない会社も多いのが現状です。必ず確認しておきましょう。

飛行機に乗っても大丈夫?
  妊娠中に飛行機に乗ること自体は問題ありません。 気圧の変化が影響を与える、酸素が薄くなり影響があるとか、噂はありますが、科学的な根拠はありません。妊娠初期に搭乗する添乗員なども、流早産が多いとか、奇形が多いという報告もありません。しかし長時間同じ体勢はよくありません、適度に足を動かしたりトイレにこまめに行く様にして下半身の血流をよくしましょう。

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